富里南中学校新聞記者体験→ハガキ新聞を制作しました!
昨年11月18日に行われた富里南中学校の新聞記者体験で、
参加した4人×4グループ・16人が、インタビュー取材の後、
それぞれ思い思いのハガキ新聞を制作しました。
(画像をクリック、拡大してご覧ください)
各グループのインタビュー詳細も掲載しました。ぜひ、ご覧ください。
・神野工務店 神野直孝さん
・千葉県立中央博物館 宮川尚子さん
・順天堂大学陸上競技部 近藤亮太さん、四釜峻佑さん
・朝日学生新聞社 植田幸司さん
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昨年11月18日に行われた富里南中学校の新聞記者体験で、
参加した4人×4グループ・16人が、インタビュー取材の後、
それぞれ思い思いのハガキ新聞を制作しました。
(画像をクリック、拡大してご覧ください)
各グループのインタビュー詳細も掲載しました。ぜひ、ご覧ください。
・神野工務店 神野直孝さん
・千葉県立中央博物館 宮川尚子さん
・順天堂大学陸上競技部 近藤亮太さん、四釜峻佑さん
・朝日学生新聞社 植田幸司さん
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2021年11月18日、富里市立富里南中学校で職場体験学習が行われ、4グループ16名の生徒たちが新聞記者の仕事を体験、オンラインによるインタビュー取材と新聞制作に挑戦しました。
取材を受けて下さったのは、株式会社神野工務店(白井市)代表の神野直孝さん。
インタビューの詳細をご紹介します。
中学生記者)今日はよろしくお願いします。神野さん、まず自己紹介お願いします。
神野さん)私は白井市で会社を営んでおります株式会社神野工務店の神野と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
コロナ禍の前はリアルで白井市の中学校にも呼ばれて「職業人に学ぶ」ということで、何回かお話しをさせていただいたこともあります。
今回は富里南中学校の方とオンラインで繋がって、うちの会社の思いや事業内容、こういう計画を立てているとか、そういうことをお話しできたらということでお時間をいただきました。大変貴重な時間をいただけたということで本当に嬉しく思っています。
弊社は私で三代目になりますが、今は四代目の息子が一緒にやり始めています。息子も、まだまだこれから色々なことを覚えていかなくちゃいけないので、頑張って欲しいなと思って陰ながら支援しているところです。
うちの事業体制としては、今社員が8人います。そんなに大きな会社ではありませんが、住宅づくりに対しての思い、社員1人1人が「全てはお客様のために」という思いで工事を進めています。
弊社では新築とリフォームが大体売り上げ的に半分半分ぐらい。大きなメーカーではないので、新築は年間5~6棟。
今、温暖化が進んでいる状況でCO2削減が叫ばれていますが、住宅分野でも「CO2を出さない、排出しない住宅をこれから造って行きましょう」と、住宅もそれに貢献していこうということで取り組んでいます。
「それって何なの?」と思われるかもしれませんが、長期優良住宅とかゼロエネルギー住宅とか低炭素住宅とか、なるべくエネルギーがかからない住宅を新築では手掛けています。
経済産業省とか国交相とか、今そういう住宅を建てるんだったら国が補助をしますよということで、補助金をいただいています。その補助金を活用し、お客様の住宅に半分ぐらい使わせていただいています。
「半分っていうのはどういうこと?」ということですが、ゼロエネルギー住宅の計算であったり、財務計算であったり、あと今地震が怖いので、耐震1、耐震2、耐震3と等級があるのですが、うちでは耐震3を取っています。耐震1とは普通の確認申請を市役所に出して、「これで建てて良いですよ」というレベル。耐震2というのは学校や公共機関。耐震3は、防災拠点となる警察署や消防署に適用される耐震等級。そこが地震で崩れてしまうと誰が助けるの、万が一の震災の時に誰が助けるの? というレベルです。住宅にもそうした耐震1、耐震2、耐震3というのがあるので、うちは標準として耐震3を取っています。それには費用がかかります。基礎であったり、建物の外部であったり、家全体の強度、それを強化して東北の震災や熊本県益城町の震度7が2回きた、また震度6が何回もきたという地震にも耐えられる、何回も繰り返しの地震にも耐えられる住宅を造るため、その補助金を使わせていただいています。
リフォームではほとんど地場密着でやっていますので、白井市がメインです。以前は横浜とか杉並区とか練馬とかにも行っていたのですが、やはりガソリン代や交通費など経費がかかってしまいます。また何かあった場合にすぐ駆けつけられない。やったらやりっ放しというのは私は嫌いなので、だったら千葉だけのお客様を大切にしていこうということで、何かあったらすぐにお伺い出来る体制、それを社員に言い聞かせて、「全てはお客様のために動こうよ」という会社体制にしています。
良いことばかりではなく、お客様に怒られることもあります。けれど、それも勉強。うちの引き出しの1つだと思っています。こういうことを会社でしっかりと受け止めて会社の肥料にする、悪いことも吸収し、次はこういうことはしないようにと、仕事に役立てています。
先ほど、うちは社員が8人いますと言いましたが、内訳は女性が5人で男性が3人。4月から男性が1人入ってくるので、9人体制になりますが、女性の方が多くて、設計も女性、経理も女性、顧客管理も女性です。今までずっと何十年一緒にやってきて、もちろん男性は男性の良い所があるんですけれど、女性が素晴らしいなと思うのは、的確に言われた事をきちっとやること。気が回るし、女性の社員さんに助けられることも多くあります。
もう少し付け加えると、うちでは「かみのだより」という「通信」を2か月に1回発行させていただいています。これは、チラシ広告ではなくて、私の挨拶から始まって、例えば「今、リフォームのエコポイントが始まるから活用した方が良いですよ」とか、「お婆ちゃんの知恵袋」っていう、例えばお味噌汁を作る時にこういう具材でこういうのをやると美味しくなるよとか、地域に密着していけるような内容の通信です。
また、コロナ前は小冊子を作ってお店に置いていただいていたのですが、こちらは今はコロナ禍で難しくなっています。パン屋さんであったり、ケーキ屋さん、お蕎麦屋さんなど20軒ほどのお店に置かせていただき、その代わりにそのお店の紹介やお店の良い所、美味しい所とかそういうのを書かせていただいて、小冊子にしていました。地域の業者さんとの繋がりを大切に、ウィンウィンの関係づくりということでやってきたのですが、今は、それがコロナで出来ていない。また収束したらそちらの活動もしようかなと思っています。
イベントも年に1回「かみの祭り」というのをうちの事務所の駐車場でずっとやっていたのですが、ここ2年出来ていません。お祭りもうちの一大イベントなので、来年はやりたいなと思っています。そのお祭りも12年目になります。最初はなかなか人が来ていただけなかったのですが、今は400人とか500人近く来場してくれているので、それも地域の人達と関わって、神野というものを知っていただけたらなという思いでやらせていただいています。イベント活動が今出来ない状況の中、早くイベントが出来るように弊社も頑張っていきたいなと思っています。
簡単ですが、うちの紹介をさせていただきました。ありがとうございました。聞こえてるかな?
記者)はい、聞こえています。これから質問に移らせていただきます。
神野さんは、地域の役に立ちたいと様々な活動を行っておられますが、特に力を入れているのはどんなことですか?
神野さん)元々は、うちは松戸でやっていたんですね。先ほど、私で3代目とお伝えしましたが、先々代も先代も松戸でやっていて、白井市からスタートしたのは私の代から。そこで「神野って何をやってる会社なの?」というのを少しでも知っていただけたらと思い、お祭りやイベントを行いました。またスーパーにキッチンカー(食べるキッチンカーではなくてキッチン搭載車)を置いてイベントをやったり、なるべく地場密着でやっていこうという思いで取り組んできました。
記者)この仕事のやり甲斐を教えて下さい。
神野さん)そうですね。先程もお伝えしましたが、「全てはお客様のために」というのが常に頭の片隅にあって、お客様にも色々な方がいらっしゃるのですが、そうしたお客様に「やっぱり神野工務店に頼んで良かったよ」と言っていただけることが一番の喜び。「この仕事をさせていただいて良かったな」と思える瞬間です。
記者)工務店の主な仕事内容は何ですか?
神野さん)建築屋さんって色々なジャンルがあるんですけど、うちは一般の戸建住宅がメイン。もちろんマンションのリフォーム等もやっています。そうした中で、耐震改修であったり、リフォームであったり、新築もそうですけども、色々な業者さんが入って仕事をします。水道、電気‥‥それをまとめていくのが工務店です。地域グループ業者会という業者会も作っていて、3か月に1回、今コロナ禍なのでなかなか事務所で30人、40人集まれないので、公民館を借りてそこで安全対策等々、良い所は褒めて、悪い所はカツを入れるみたいな、そういった業者との繋がりを取っております。あとは業者の悩み等々も聞き、それをまとめていくのが工務店だと思っています。
記者)私の父は建設業の仕事をしていますが、建設業と工務店の違いって何ですか?
神野さん)先程お話ししましたが、建設って色々なジャンルがある。例えば清水建設であったり大林組であったり大成建設、ゼネコンさんっていう大きな会社さん、何百人も何千人もいる会社さんもあり、同じ建設業といってもやる範囲の規模が違う。ただ範囲の規模は違っても、良い物を造ろうという仕事の体制とか思いの部分では、大きな会社も小さな会社も一緒だと思います。お客様に「良い仕事をしてくれているな」と思っていただける仕事、それを提供しようと取り組んでいるので、その辺の思いというのは同じだと思います。
記者)最後に、夢を叶えるために中学時代からやっておいた方が良いことはありますか?
神野さん)難しいですけど、やっぱり夢ってずっと追い求めていなくてはいけないのかなとも思います。ただ、結構成人になってから色々な判断時期がきて決断していくのかなとも思います。例えば大谷選手みたいに絶対メジャーに行って有名になるって思っていて、それが多分最終的に思いが叶って、素晴らしい評価をされて‥‥という、その思いっていうのは大切だと思います。
私も最初は中学時代、「何をやろうかな」と思っていたのですが、中学、高校であったり大学であったり、建築の設計をしたいという思いがあって理数系の大学に行ったり、少しずつ思いというか夢に近づける選択をしてきたように思います。なので、やはりずっと思っていることは必要だなと思います。もちろん学校の先生や、親御さんに相談して、そのうえで「この方向の方が私に合ってるかな」というのは結局は自分で判断してその良い方向に行く。周りの人からもアドバイスしていただいて、最終的に決断するのは自分なので、思いはずっと持っていた方がいいと思いますが、それを自分で舵調整していけば良いのかなと思います。
記者)ありがとうございました。
神野さん)あと今の時代なので、弊社でもインスタとかYouTubeとかfacebookを活用したり、ホームページにも載せたり、まだ始めたばかりなのですが、そういうのも見ていただけたらなと思います。うちの人となりというのを感じていただけるかなと思います。
記者)今日は短い時間でしたが色々勉強になりました。ありがとうございました。
神野さん)はい、ありがとうございます。うまく伝えられたかな。
記者)はい、ありがとうございました。
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2021年11月18日、富里南中学校・新聞記者体験のオンラインインタビュー、
こちらのグループは、千葉県立中央博物館・研究員の宮川尚子さんにお話しを聞きました。
中学生記者)本日は、富里南中学校2年の4人のメンバーより、質問させていただきます。よろしくお願いします。
宮川さん)私は千葉県立中央博物館の宮川と言います。哺乳類の担当で今、今年5年目になります。哺乳類の担当で入っているんですけど、主に鯨を研究したり色々資料を集めたりっていうのをやっています。
記者)まず、この仕事に就いた理由って何ですか?
宮川さん)この仕事に就いた理由は、元々生き物が凄く好きで、生き物の進化とかっていうのに興味があって大学まで進みました。大学へ進んだ後「どういう所に就職したいかな」っていうのを色々考えた時に、このまま研究を続けたいっていう思いがまず一つありました。研究が出来る所をまず探していて、ただ研究するだけじゃ面白くないなと思って、自分が研究して見つけたことを色々な人に「こんな面白いことがあるよ」って知らせることが出来る所が良いなっていうのを探した結果、研究も出来て、そういう皆に自分が面白いと思っていることを伝えられる場所っていうのが博物館だったので、博物館に就職したいなと思い、仕事を探して、今ここにいます。
記者)ありがとうございます。ホームページの画像で、鯨の解剖をしている写真を見たんですけど、こういうことってよくやってるんですか?
宮川さん)やっています。今年は月1ぐらいでやっていますね。私は千葉県内で打ち上がったイルカとか鯨の情報をもらって、出来る限りその死んじゃったイルカとか鯨を骨とかの標本にして残してあげようと思っているので、情報をもらったら基本的にはそこまで行って解体して骨を持って帰ってきて、あと内臓とかも一部研究用に持って帰ってきて調べるというのをやっているんですけど、千葉県って凄く海岸線が長いので、他の県に比べて結構色々イルカとか鯨が打ち上がることが多いので、博物館に情報が来ないでそのまま埋められちゃうことも多いんですけど、最近は少しずつ色々な人が情報をくれるようになってきたので、今年は月1ペースで行ってます。
記者)最近月1になったっていうことですか?
宮川さん)そうですね。やっぱり「打ち上がってます」という情報をもらえないとこっちもどうしようもないというか行けないので、私がここに来るまではイルカとか鯨をやっている人がこの博物館にいなかったので、特にそういう情報を集めていますということもなかったので全然連絡来なかったんですけど、私がそういうのを集めているので、「良ければ何かあったら連絡下さい」とかって言うようになって、5年経ってようやく色々な所が連絡をくれるようになってきました。本当は多分まだまだいっぱい打ち上がってるんだと思うんですけど、今の所月1ぐらいで博物館には連絡くれるようになってる感じですね。
記者)この仕事のやり甲斐は何ですか?
宮川さん)やり甲斐は、やっぱり自分の研究を通して、イルカとか死んでしまった鯨を未来にのこしてあげることが出来ること。100年後、200年後とかに、この標本をその時生きてる人達が使って、また新しい研究とか色々な発見をしてくれると良いなと思って一生懸命やっています。今は直接役に立たないかも知れないけれど、未来の人が何か役に立ててくれるかもと思いながら集めたり、未来って繋がっているんだなと思いながらやっています。そう思うととても楽しいです。あとはお客さんとか博物館に来てくれた人たちが「ああ、自然って面白いんだな」とかって思ってくれて、「自分たちもそういうこともっと知りたいな、自然を守りたいな」みたいに思ってくれた時とかは凄く嬉しいなと思います。
記者)動物学研究家になるためには、どんな資格が必要ですか?
宮川さん)うちの博物館で働くためには、今は学芸員の資格っていうのが必要なのですが、他は特別な資格は必要ありません。ただ大学から大学院と進んで修士までは必要かなという感じなので、4年間大学に行った後に2年間修士、修士課程というのがあって、更に3年間博士課程というのがあるんですけど、「一応修士までは行っておいて下さい」というのが今のうちの博物館の資格といえば資格になるのかな。
記者)鯨やイルカのどこが好きですか?
宮川さん)鯨やイルカの、哺乳類なのに魚みたいな形になっちゃったっていうのが私は一番面白いなと思っていて、生き物の進化の歴史ってやっぱり海から始まって、色々苦労しながら陸に上がって今こうやって乾燥に耐えて私たちは陸に生きてるんですけど、「あんなに頑張って陸に上がったのに海に帰っちゃったんだ」っていう所が一番面白いなと思って、そういうイルカとか鯨の進化に関係する所を研究しています。
記者)千葉県立中央博物館ではどんな鯨の資料が見られますか?
宮川さん)今は常設展示に出てるのがマッコウクジラが一番大きくて10メートルを超えているのがあるんですけど、このマッコウクジラとコビレゴンドウっていうのと、バンドウイルカと、ツチクジラ、ミンククジラ、スナメリ、マダライルカというのが一応全身骨格で展示されています。あと、頭の骨だけでツノシマクジラっていうのが今出ています。実はこのツノシマクジラって日本に4つしか標本がないので凄い激レアなんですけど、それが2017年に行川アイランドの跡地で打ち上がってたのが発見されて、うちが収蔵したのがあるんですけど、まだ新種っていう風に期待されてから20年経っていないような凄い新しい鯨なので、標本も全国的にそんなにないので、実はしれっと混ざって凄い激レアな種類が入っています。
記者)鯨やイルカの研究をしていて悲しかったことや辛かったことはありますか?
宮川さん)悲しかったことは、やっぱりどうしても死んだものを私はやっているので、打ち上がって嬉しいと思う反面、死んじゃったっていうのは凄く悲しい所はあります。死んで腐った状態で打ち上がっているものならまだ良いんですけど、たまに生きたまま打ち上がることもあって、何とか海に戻そうとしたけど、結局ダメで死んじゃって戻ってきちゃって‥‥というのもいるので、そういうのを見ていると凄く悲しいなと思ってしまいます。あとは、持って帰ってきた骨とかをそのまま収蔵庫に入れられなくて、博物館に戻ってきてから、まだお肉とか付いてるのをちゃんと綺麗に取って油抜きして‥‥と、ちゃんと未来にのこせる形にする作業をするのですが、その標本化する時にちょっと失敗してしまい、薬を入れすぎてしまったりしてボロボロになっちゃったりとか、あとは、うちの場合、鯨って大きすぎて部屋の中で標本が作れないので外でやっているんですけど、夜中にアライグマに骨を持っていかれたり、「せっかく作ってたのに骨無くなっちゃった」みたいなこともあったりします。ちゃんと持って帰ってきたのにこっちできちんと標本にしてあげられないことがたまにどうしてもあるので、それがちょっと悲しいことですね。
記者)鯨の雌と雄の見分け方って何ですか?
宮川さん)雌と雄の見分け方は、お腹を見てあげるとわかるんですけど、逆にお腹を見ないとわからないです。で、お腹を見ると雌にだけオッパイがあったりだとか、肛門とか生殖器との距離みたいなものとか色々細かい話があるんですが、一応お腹を見てあげれば雄なのか雌なのかというのは区別は出来ます。あとはシャチみたいな大きい雄と雌、明らかに大きさが違うみたいな鯨もいたりするので、うちの展示室にいるマッコウクジラというのも、雄は大きいと17mまでいくんですけど雌だと12mまでしかいかないみたいな感じで、元々その種類で雄と雌で大きさが違うみたいな種類もいるので、そういう所で見分けるんですが、確実なのはお腹を見てあげて肛門がどこであるとかその場所を見てあげるのが一番確実です。
記者)来年鯨展を行うそうですが、具体的にどのようなことをするんですか?
宮川さん)千葉って鯨に関係する施設がすごく多いんですよ。やっぱり海岸線が長くて鯨との付き合いも元々長いので、色々な鯨に関係する施設があったりするので、そういう所から標本を借りてきたりして展示をする予定です。今回の鯨展では、千葉の鯨のことを知って欲しいというのと、また最初に少しお話しした通り、「鯨ってすごく変で面白い生き物ですよ」というのを皆さんに見てもらえるように、色々な所から標本を借りてきます。あとは、千葉って今、関東で唯一まだ捕鯨をやっている所なので、そういう捕鯨文化というのも結構オリジナルなものなので、「鯨と千葉の人って関わりが深いんですよ」というのを見せてあげようかなと思っています。縄文遺跡から出てきた鯨の骨から、今も取っている江戸時代ぐらいから始まった捕鯨の歴史とかそういうのも紹介しようかなと思っています。
記者)縄文時代の鯨の骨とか言っていましたが、一番古い骨とか鯨の関連するものって何がありますか?
宮川さん)一番古いものだと、結構遡るんですよね。縄文時代よりも前の時代に化石で出てきているものとかがあるので、そういうのが本当に古いものです。ちょっと年代まで今パッと出てこないんですけど、本当に古い縄文時代よりも前のものもあります。縄文時代は結構海が暖かくて海が侵食していた時代があるので、その頃の貝塚とかには結構イルカなどの骨が出てきたりします。イルカ、鯨の骨が出てくることが多いですね。
記者)今まで仕事をやってきて、感動したこととかはありますか?
宮川さん)感動したことは、さっき「激レアなツノシマクジラっていうのがうちの標本に入ってます」って言ったんですけど、あれを見つける時は感動というかもう大興奮で、やっぱり滅多に見られるものじゃないので、そういうのがうちの標本として入ってきてくれたっていうのがすごく嬉しかったですね。
あとは、結構うちの博物館は夏休みとかの自由研究の相談とかで色々な子が来てくれたりするんですけど、そういう子が一生懸命うちのことを利用してくれて、「良い自由研究を作って賞を取りました」とかっていう連絡をくれたり、あとはちょっとコロナで出来なくなっていた部分もあるんですけど、色々なイベントとかもやっているので、そういうのに参加してくれた子が、本当に幼稚園ぐらいの子とかも参加してくれていて、それをきっかけに「イルカとか鯨に興味を持って自分で調べています」といったことを言ってくれたりとか、何かここをきっかけにして皆の学びがどんどん広がっていってくれるというか、自然に興味を持って、将来自分の跡を継いでくれるというか、私が作った標本を100年後、200年後にお世話してくれるような、後に引き継いでいってくれるような子たちがここからどんどん育ってくれている片鱗を見た時は「嬉しいな」と思いますね。
記者)ありがとうございます。
宮川さん)ホームページに載ってる鯨を解体してる写真ですけど、その鯨何mあると思いますか?
記者)7m?
宮川さん)7はないです。
記者)先生、身長おいくつですか?
宮川さん)157センチです。
記者)じゃあ5mぐらいじゃないですか?
宮川さん)そうですね、実は4mなんですけど、ちなみにマッコウクジラの生まれたての赤ちゃんです。5mを超えてくると本当に大きな包丁とか出してこないと結構間に合わないんですけど、4mならいけるかなと思ってやっているところです。いつも解体に使っている道具っていうのが牛とかの皮を剥ぐ解体用の皮剥包丁を使っているんですけど、イルカとかだったら1人で2時間ぐらいで終わるんですけど、あれはちょっと4人5人がかりで1日かけて日が暮れるまでやってギリギリ終わったというぐらいな感じでした。やっぱり4mを超えてくるとなかなかキツイなという所です。
博物館には色々な研究をしている人がいますが、例えば植物の研究をしている人とかは1日かけて植物を採ったら新聞紙に挟むんですよ。新聞紙に挟んで押し花みたいな感じで作ってリュックにどんどん入れて持って帰って‥‥みたいな感じで、博物館に戻ってきてから更に綺麗に台紙に貼り直してとかいう感じで標本を取っていたりします。また調査とかだとセンサーカメラを仕掛けてみて、夜どういう動物がどこを通っているとかっていうのを調べている人もいるし、鳥の調査では本当にずっと海岸に沿って双眼鏡でカチカチ数えていたりとかっていうのを見たりするので、人によって、担当している分野によって標本の取り方とか情報の取り方が全然違うんですけど、千葉の色々な自然とか歴史のことを確実に、今のことをちゃんと未来にのこすこと、情報をのこしてあげることを目的に、うちの博物館の人たちは皆それぞれ頑張っています。
記者)先生が中学生の頃目指しておられたことは何ですか? それは今に繋がっていますか?
宮川さん)中学生の頃は実はあまり何も考えてなかったというのもあるんですけど、そもそも理系に行くか文系に行くかっていうレベルでちゃんと決めていませんでした。幼稚園ぐらいからちょっと思っていたのはイルカのトレーナーさん。「水族館でイルカの飼育に関わるトレーナーさんになりたいな」ってボンヤリと思っていたけれど、色々勉強とかしていく内に、昔のことにすごく興味があるので生き物の進化も好きだし、後はその縄文時代とか弥生時代とかそういう遺跡にもすごく興味があって、「どっちも面白いな」と思っていたので、文系に行くか理系に行くかも何にも決められなくて、とりあえず「まあもうちょっと勉強してみるか」みたいな感じでした。「もう少し興味があること見てみて、どっちの道に行くかは決めなきゃいけない時に決めれば良いや」ぐらいな感じでしたけど、多分ずっとイルカ、鯨が好きで、水族館でイルカを見て「可愛いな」と思ったのが本当に一番最初で、結局そこに戻ってきたっていう感じですね。色々ぐるぐるしたけど、そこに戻ってきて今そのまま鯨、イルカの道にいるっていう感じです。
記者)鯨が主に食べている物って何ですか?
宮川さん)鯨の食べ物ですか? それも鯨の種類によって全然違うのでこれって決まったものがあるわけじゃないんですけど、オキアミとかってわかります? すごい小さいエビみたいな動物プランクトンがいるんですけど、そういう小ちゃいものから、シャチなんて鯨を食べちゃうぐらい。なので鯨の種類によります。ところで、世界で一番大きな動物って何だか知ってます?
記者)ジンベイザメ?
宮川さん)ジンベイザメよりもっと大きな生き物がいて、それはシロナガスクジラっていう鯨なんですけど、30mぐらいある鯨です。25mプールからはみ出ちゃうぐらい大きい生き物が海にはいるんですけど、そのシロナガスクジラが食べてる食べ物は、3センチにも満たないオキアミというエビみたいなもの。1個1個は小さいのですが、それを大量に食べることで30mぐらいまで大きくなっている。そんな生き物もいれば、シャチみたいにサメを食べる鯨もいる。ホオジロザメを食べてるらしいんですよね、シャチって。だからそういうのもあるし、アザラシとか食べちゃうようなのもいればイカを食べてるのとかイワシ食べてるのとかもいるので、本当に色々な物を色々な鯨が利用して食べています。土を掘り起こして食べてるようなのもいるみたいなので、結構本当にそれぞれが色々な物を食べているっていう感じですね。
記者)千葉県立中央博物館の特徴とか魅力って何ですか?
宮川さん)そうですね。自分で言うのと皆が思ってる魅力が合っているかどうかわかりませんが、うちは色んな研究をしている人が沢山いるんですよ。他の博物館に比べると研究員の数がすごく多いです。哺乳類も、私だけじゃなくてもう1人いるんですよ。そのもう1人の人は元々熊の研究者なんですけど、陸の哺乳類はその人がやっていて、海の哺乳類は私がやっているというような感じです。他の博物館とかだと、動物で1人みたいな所もあったりするので、そうすると鳥もやらなきゃいけない、虫もやらなきゃいけない、爬虫類もやらなきゃいけない、両生類もやらなきゃいけないっていう、1人でそれだけの量をカバーしている所もあれば、うちみたいに哺乳類でも2人みたいな感じでどんどん細かく細かく分けてくれているので、それだけ専門的なことが調べられるし、答えられる。とにかくその数が多くて何でもやりますよっていうのが一つ特徴だと思います。
そうして調べたりとか資料を集めてきたりとかっていうのが特徴なんですけど、展示等の話になると、うちは博物館の建物の横に生態園っていうのがあって、そこに千葉の自然を再現している生きた木を植えたり池があったりという森の散策路的な所があります。それが一応千葉の色々な所の「海の植物ってこんな感じです」「山の上の方はこんな感じで、平地はこんな感じで」みたいな、色々な所をぎゅっと集めてきたミニ千葉みたいなのを再現してみようっていうのをやっている所です。博物館の建物の中にあるものって基本的には死んでて動かないので、そういう所で止まった状態で色々なものを勉強、勉強というか見て楽しんでもらった後に、じゃあ実際生きてるものってどんな感じなんだろうっていうのを見てもらうという、一応二つセットになっているっていう感じです。博物館にこうした場所があるのは、ゼロではないんですけれども、そんなにどこの博物館でもやっていることではないので、それが一緒に同じ施設の職員が両方やっているっていうのが一つ特徴かなと思います。
記者)本日は貴重なお話しをありがとうございました。
宮川さん)良ければ博物館にも遊びに来て下さいね。
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2021年11月18日、富里南中学校・新聞記者体験のオンラインインタビュー、
こちらのグループは、順天堂大学陸上競技部(印西市)で活躍する、
近藤亮太選手(4年生/写真向かって左)、
四釜峻佑選手(3年生/同右)のお二人にお話しを聞きました。
(順天堂大・外畑先生) 富里南中の二年生の皆さん、よろしくお願いします。今日は二人の学生に来てもらっていますのでご紹介します。
君たちから見て左側が4年生の近藤亮太君。近藤君は長崎県の島原高校の出身です。もう1人、皆さんから見て右側が3年生の四釜峻佑君です。四釜君は山形県の山形中央高校を出て順天堂にきてくれました。二人とも陸上部です。実はこの前、皆さんも見たかも知れませんが、全日本大学駅伝で20年ぶりに順天堂大学が、駒澤大学、青山学院大学に続いて第3位に入りました。その差はわずか2分間。2分の差で第3位になりましたけれど、それは凄いことなんですね。左側、4年生の近藤君は8区中の7区を走りました。距離は17・6キロ。時間にして約53分間ずっと走り続けた。そして近藤君からバトンをもらったのが一番最後の8区を走った四釜君です。距離はなんと19・7キロ。近藤君が17・6、四釜君がもっと長くて19・7キロ走って、58分50秒ぐらいで走って、見事3位に入りました。このスピードはどのぐらいかというと、100メートルを約17秒。ずっとその勢いで走って行くということになります。
では、これから皆から質問を受けますので先生は画面から消えますけれど、近藤君と四釜君に色々教わって下さいね。二人はひょっとしたら箱根駅伝にも出るかも知れません。先生は監督ではありませんのでわかりませんが。では、お願いします。
中学生記者)近藤亮太さん、四釜峻佑さん、普段は静かなグループなのでうまくインタビューできるかわかりませんが、今日はよろしくお願いします。まず‥‥1日平均どれぐらい運動されるんですか?
近藤さん・四釜さん)「はい。ほぼ毎日朝と午後に練習があって、合計すると3時間ぐらい練習してます」
「僕も同じような感じです。今一緒の寮に入って寮生活をしているので、ほとんど陸上競技部の長距離の人達は一緒の生活リズムで暮らしていて、同じく3時間から、長い人だと大体4時間ぐらい練習しています」
記者)じゃあオフの時間というのはありますか?
近藤さん・四釜さん)「はい。週に1日、完全休養日が設けられてて、その日は皆それぞれ遊びに行ったり、治療に体のケアをしに行ったり、温泉に行ったりしています」
記者)陸上というか、駅伝等をするうえでこれだけはと気をつけていることはありますか?
近藤さん・四釜さん)「気をつけていることですか? 毎日体には一番気をつけていて、まず大事なことはやっぱり風邪をひかないこと。そして風邪をひかないためにも生活リズム、早く寝て早く起きてしっかりご飯を食べるという風な基本的な生活リズムを絶対に崩さないようにしています」
「僕も体調管理を第一に大事にしてて、その次に怪我をしないこと。練習を中断してしまう、継続出来ないとパフォーマンスも向上しないので、いかに継続して毎日走り続けられるかが僕達には大事なので、怪我をしないようにストレッチしたりマッサージしたりというのを大事にしています」
記者)ありがとうございます。陸上競技の魅力について教えて欲しいんですけど、やり甲斐とかありますか?
近藤さん・四釜さん)「はい。やり甲斐は、僕達は駅伝を主にしてるんですけど、駅伝だったらやっぱり皆から注目される中で応援してもらえる。陸上競技ってシンプルなスポーツだから、見ればルールとか難しいことないから応援されやすいと思います。皆も走るっていうことはしたことあると思うし、そうやって競技をしているからこそ応援してもらってるなっていうのは凄く実感出来る競技です。あとは記録も出るので、5千とか走ったらタイムも出るので、そこに自分の成長度合い、自分はこれだけ速くなったんだなというのが数字でわかりやすいというのがやり甲斐につながっていると思います」
「僕も一緒です。応援してもらえるというところと、あとはタイムで自分の成長を感じることが出来るという所が、やり甲斐ですね」
記者)ありがとうございます。あと、陸上競技に関して、中学時代からやっておいた方が良いこととかありますか?
近藤さん・四釜さん)「陸上に関してですか? 陸上に関して中学時代からやっておくべきことというと、やっぱり走る習慣をつけること。陸上部とかだったら毎日走っていたりすると思うんですけど、やっぱり走る習慣がないと大人になって、『よし走ろう』ってなった時に続かなかったり、運動する習慣がないとなかなかその先に繋がらない。陸上以外のことでもそうですが、やっぱり何か習慣をつくるっていうことが凄い大事だなと思います」
記者)陸上競技自体は中学の時からやっていたんですか?
近藤さん)「そうですね。僕も四釜も中学時代から陸上競技やってて、地方大会には出ましたけど、全国大会は出てないです。中学時代メチャクチャ遅かったので、県大会、決勝に行けるかどうかみたいな感じで全然速くない人でした」
記者)ずっと長距離ですか?
近藤さん・四釜さん)「中学一年生の時とかは走り幅跳びとか4×100メートルリレーとかにも出て、全然足速くなかったので本当に色々な種目をやってみて長距離を見つけたっていう感じでした」
記者)なるほど、ありがとうございます。競技に取り組むうえでの大事なこと、大切にしてること、心がけてることは?
四釜さん)「はい。順大生は皆意識してると思うんですけど、オンとオフの切り替えを大事にして、さっきも言ったように休みの日はやっぱり遊びに行くっていう人が多くて、もう陸上忘れるというかはっちゃけるんですけど、でも練習の日とか練習が始まったら、競技場に入ったら陸上競技に集中するというその切り替えを大事にしています」
近藤さん)「僕は感謝を忘れないということを大事にしています。自分1人でこの環境に居れるわけじゃないので、やっぱり色んな人の支えがあってこの環境に居れたり、自分のやりたいことをやらせていただいているというのをまず常日頃から忘れないということを心がけています」
記者)ありがとうございます。えーっと‥‥‥。
(外畑先生)皆、せっかくインタビューしてるんだからあんまり緊張しなくたって良いんだよ。二人共中学校時代はそんなに速くなかったんだから。そんなに速くなかった。だけど一生懸命頑張って今までこんなに速くなってきたんだよね。それでオンとオフ、やる時と休む時をしっかり自分でセットしてるっていうことなんかも大事だよね。それで今の皆の中学校の生活を比べて自分で何か聞きたいことがあったらどんどん聞いてください。ご飯どのぐらい食べてるんですかとか、好きなテレビ何見てるんですかとか、いっぱいあるんですから何でも良いですよ。どんどん聞いて。
記者)じゃあ、足遅かったっていうことですが、どうやってそんなに足速くしたんですか?
近藤さん・四釜さん)「僕は本当に練習あるのみというか、陸上が好きだったので、どれだけ陸上に没頭出来るかっていうのを、好きな事に没頭出来るっていうのが大事だったのかなと思います」
「僕は、気づいたら速くなってました。でも、やっぱり何か無意識の内に陸上中心の生活をここまで送ってきてるので、継続することは本当に大事だと思います。1週間以上練習を休んだことっていうのは怪我した時以外はなくて、やっぱり本当に毎日コツコツと積み上げていけば必ずではないけどやっぱりそれなりの成果は出てくると思うので、やっぱり継続性は大事だなって思います」
記者)陸上競技に興味を持ったきっかけは何ですか?
近藤さん)「陸上に興味を持ったのは、僕は姉が陸上やっていて長距離、マラソン大会とかも出ていました。姉は全国大会にも小学生で行ってたような選手だったので、その姉の影響を受けてというか、自分も一緒に付いて行ってマラソン大会に出てみたりということがあって、で、中学校から本格的に陸上やってみようかなと思って陸上部に入りました」
四釜さん) 「東洋大学の柏原さんって知っていますか?
記者)いえ、知りません。
四釜さん)「箱根駅伝の山の神って言われてる人ですが、知らない? 箱根の山があるんだけど、その頂上まで行くのに箱根の山を登っている電車よりも速く走ると言われている人。箱根の5人抜きとか、本当にいっぱい沢山人を抜いて優勝するという速い人がいて、そういうごぼう抜きする姿を小さい頃見て、憧れて僕も箱根駅伝走りたいなと思って、陸上競技を始めました。柏原さん、柏原さん、覚えておいて」
記者)調べておきます。では、好きなスポーツ番組とかありますか? スポーツ系の番組、テレビとか見たりしますか?
近藤さん・四釜さん)「スポーツ系じゃなくても良いですか?」
記者)はい、良いですよ。
四釜さん)「家ついて行って良いですか?っていう、あれが大好きです。毎週見てます」
近藤さん)「NHKのプロフェッショナルとかそういう系の番組で、スポーツに限らずああいう番組ってその道のプロフェッショナルを取り上げて特集して見せてくれる番組なので、凄い一流を知れるというか、『すげー!』ってなるので、そういう番組が好きですね。プロフェッショナル!」
記者)スポーツ以外に好きなことってありますか?
四釜さん)「スポーツ以外では最近彼女と電話することが好きです」
近藤さん)「羨ましいなぁ。僕は、結構K-POPのアイドルとか好きなので音楽聴いたり、そういうミュージックビデオ観たり、あとは洋服が好きなので洋服を買いに行ったり、それこそオフの日にはやっぱり洋服の買い物に行って真新しい良い物買ったりして、気持ちをまた高めて練習に臨んだりするようにしています」
記者)近藤さんは彼女さんとかいないんですか?
近藤さん)「いないです。話題がなくてすみません(笑)」
記者)いいえ、ありがとうございます。ところで、陸上競技をするにあたって、親とかから反対されることはなかったですか?
近藤さん・四釜さん)「一切なかったですね。凄く応援してくれてて。なのでその反面厳しさも‥‥、陸上に関してはやっぱり『油断するなよ』っていう感じでずっと厳しく言われてます」
「うちは結構応援してくれて、本当に自分のやりたいことをやらせてもらっているので、その分やっぱり凄い感謝があってしょっちゅう連絡も親からもらっていて、応援されてるなっていうのを実感しながら練習に取り組んでいたりするので、そういう家族の存在であったり応援してくれる人の存在っていうのは陸上競技をやる上でありがたいなと思います」
近藤さん・四釜さん)「大丈夫かな? 後ろの子たちは? 聞きたいこと、何でもいいよ。何でも答えるよ」
記者)じゃあ、良い結果出せた時の何か自分へのご褒美とかってありますか?
近藤さん・四釜さん)「僕は、何か服買ったり、スニーカーとか、その良い結果を出す前に『良い結果出したらこれ買おうかな』と思って、準備した上で目指して買うみたいな感じです」
「自分は試合帰りのケーキとかシュークリームとかそういう甘い物を食べたいなって思います。やっぱり試合前になると大体2週間ぐらい前から甘い物だったりお菓子というのは本当に食べないようにしてるので、試合の前になると抜いてる分どうしても食べたくなるので。誘惑と戦いながらやってるんですけど、試合が終わったらもう本当に沢山甘い物買って食べたりするようにしてます」
記者)ちなみにどういった甘い物が好きですか?
近藤さん・四釜さん)「シュークリームが一番好きです。どこのコンビニでもあるので、すごく重宝しています」
記者)これがないともう生きて行けないっていうような物ありますか?
近藤さん・四釜さん)「これがないと生きていけないもの? 走るっていうことがなくなったら多分生きてiけないですね。それぐらいしか思いつかない」
「ほんとかよ(笑)。僕は、何だろう。ご飯とか、味覚かな。美味しい物食べたいって。本当に陸上でも体を作る上では食事っていうのは凄い大事で、やっぱり食事を楽しむためには美味しい物でないと楽しめないと思ってるので。味覚がなくなるともうやってられないと思いますね」
記者)魚とお肉だったらどっちが好きですか?
近藤さん・四釜さん)「肉」「肉ですね」
記者)ですよね。
近藤さん・四釜さん)「魚にも凄く良い成分がたくさん入ってるので食べないといけないのはわかってるんですけど、やっぱりお肉が美味しいですね」
記者)好きなスポーツブランドとかはありますか?
近藤さん・四釜さん)「スポーツブランドというと、やっぱりナイキは凄い。どんどん新しいことにチャレンジしていってる印象があるし、ちょっと専門的な話になるけどマーケティングの、物を売るというよりも色々な、人をワクワクさせるような売り方をしているので、ナイキは凄く良いなと思います」
「ノースフェイスが好きです。ちょっと高いんですけれども、ノースフェイスって知ってるかな?」
記者)お兄ちゃんが使ってます。
近藤さん・四釜さん)「ザ・ノースフェイスって書いてあるんですけど、登山用なんですが、かっこいいです」
記者)走りやすさとかも結構良いですか?
近藤さん・四釜さん)「確かにノースフェイスは寒くなかったり、雨を弾く性能があったりそういう所に特化してるので、機能性が凄く良い。そして、ナイキは、カッコいいです。凄くカッコいいスタイリッシュな物を売ってるので、好きです。ちなみに順天堂大学はニューバランスっていうブランドが支援してくれているので、ぜひ記事に書く時はニューバランスの名前も入れてください。お願いします。宣伝しとかないと‥‥」
記者)わかりました。
近藤さん・四釜さん)質問、何でもいいよ。好きな食べ物何ですか? とか。
記者)では、えーと、順天堂大学の校長先生? あっ、学長さん? は好きですか?
近藤さん・四釜さん)「学長はあんまり話したことはないんですけど、でも陸上についても凄く色々な支援だったり応援活動をしていただいているので、ありがたいなと思っています」
記者)陸上以外に好きなスポーツとかありますか?
四釜さん)「サッカーとか、スキーとか。山形出身で中学校とか高校の授業でもスキーとか入ってたので、やっぱりそういう雪国ならではですけどスキー大好きでしたね」
記者)過去形ですか?
四釜さん)「最近は出来ないからね」
近藤さん)「僕は、野球が好きですね。九州で長崎出身なので、ずっとソフトバンクホークスを応援してて、小学校時代はソフトボールとかやってたので凄い野球が好きで、今でも試合中生中継見たり、後は点数だったり優勝チームはどこかなというのを気にかけるようにしています」
記者)苦手な食べ物とかありますか。
近藤さん・四釜さん)「梅干し、食べられないです」
「僕はバナナが苦手で、でもバナナって凄い栄養があって吸収も良いので試合前には食べた方が良いんですけど、でもどうしても幼少期から食べられないです。食べると体が受け付けないので。苦手で、食べた方が良いのに食べられないというジレンマを抱えています」
記者)テレビに出たことありますか?
近藤さん・四釜さん)「テレビ? バラエティ番組とかはなかなか出る機会はないんですけど、青山学院の人だと体育会系TVとか出てる人もいるんですけど、なかなかないので、駅伝の中継だったりマラソン大会の中継だったり、そういう所にしか出たことはないですね。でも箱根駅伝だったりそういう駅伝大会の前になると注目度が高くなって、今みたいな電話取材だったり取材がいろいろあるので、女子アナウンサーとかと話したりはすることはちょくちょくあります」
記者)車の免許とか持ってたりしますか?
近藤さん)「僕は今ちょうど車の免許取る学校に通っています。大学の在学中はなかなか取りに行く機会がなかったので、陸上やってない周りの友達とかはそうやって1年生の頃に取りに行ったりしてたんですけど、夏休みだったり冬休みだったり、そういう時期って僕ら合宿に何日も行くので、なかなか取りに行く機会がなくて、ようやく4年生になると授業が少しずつ少なくなってくるので、その空いた時間に車の免許取りに行ってます」
四釜さん)「欲しいですね。車運転出来れば色んな所に行けるので。でもまだ先ですね。皆大体4年生の頃に取りに行ってます」
記者)好きな車とかありますか?
近藤さん・四釜さん)「カッコよければ何でも良いですね」
記者)何色が良いとか?
近藤さん・四釜さん)「僕はインプレッサという車が好きですね。スポーツカーじゃないけど、スポーツカーみたいに200キロ以上出るような車、そういう車が好きで、黒でちょっと良い感じの、男らしい、カッコいい感じの車が好きです」
富里南中教諭・Oさん)私からもちょっと質問、いいですか? 私陸上部を中学生の頃にやっていたんですけれど、長距離が大の苦手で、体育の持久走とかが嫌いだったんです。長距離の魅力って何ですか?
近藤さん・四釜さん)「長距離の魅力っていうと、最初の方にも言いましたが、結果が出やすいこと。短距離だと、100メートル走って0・何秒、0・何秒ってちょっとずつタイム、自己ベストを更新していくものですけど、長距離だと本当に一気に20秒とか、速い人でいうと一気に1分とか自己ベストを大幅にどんどん更新していくことが出来るので、自分の成長を本当に直に感じるというか、そういう所が凄い最大の魅力かなという風に思います」
「市民ランナーとか、そういうのを含めての魅力って考えると、やっぱり達成感が凄くあると思います。僕らもキツイ練習とかするんですけど、それを走り切った時は凄く清々しいですし、その後に食べるマクドナルドとかは2倍も3倍もカロリーゼロな美味しい感じで、そういうのを含めて魅力かなと思います」
記者)マック食べるんだ‥‥。三角チョコパイ食べますか? マックの。
近藤さん・四釜さん)「あ、食べます」「めっちゃ好きです」
記者)クッキーアンドクリーム食べましたか? 新作の。
近藤さん・四釜さん)「食べたいんですけど、まだ行けてないんで、今月中に行こうかなと思っています。12月になる前に」
近藤さん・四釜さん)「ところで、順大に、富里出身で八千代松陰高校に行った石井一希君という人がいます。今日は来られなかったんですが、彼からメッセージを一言だけ預かっていますのでお伝えします」
石井さんメッセージ)「諦めなければ夢はかなう、最後まで走り続けて下さい。よろしくお願いします」
近藤さん・四釜さん)「ということです。よろしくお願いします」
記者)はい。ありがとうございます。
(順天堂大・外畑先生)「そうですね。1月の箱根駅伝に二人とも出るかどうかわかりませんけれども、ぜひ順天堂大学を応援して下さい。今日も先生、朝7時20分に陸上競技場に来ましたが、もう皆一生懸命走ってます。本当に朝5時50分から走ってる、練習してるんだよ。毎朝10キロから15キロぐらい走ってからご飯食べてるんだよ。これが毎日だよ。そんな風にして努力をしてるんだから、ぜひ応援してください。そして今日インタビューしてくれた4人とも将来ぜひ順天堂大学に入って下さい。今日お話しした二人はどちらも勉強も出来るんです。将来先生になりたいということで、二人とも教員になるための勉強を一生懸命やっています。ですから、いつか皆の前に学校の先生として現れるかも知れません。応援して下さい。とにかく箱根駅伝応援して下さい」
記者)はい。ありがとうございます。本日は本当に貴重なお時間いただきありがとうございました。とても貴重なお話が沢山聞けて、そして普通に甘い物食べるんだなと思って、親近感が湧いて嬉しかったです。
近藤さん・四釜さん)「ありがとうございました」
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2021年11月18日、富里南中学校・新聞記者体験のオンラインインタビュー、
こちらのグループは、朝日学生新聞社・企画担当部長、植田幸司さんにお話しを聞きました。
中学生記者)富里南中学校の2年生です。よろしくお願いします。
植田さん)まず初めに、この写真が朝日新聞販売店(ASA)で扱っている新聞です。朝日小学生新聞とか中高生新聞とか、当然ですが、朝日新聞も取り扱っています。下にあるのが日刊スポーツというスポーツ紙です。その他にも英字新聞や業界紙なども扱っています。
次が、新聞社のお仕事。皆さん多分、新聞社の仕事として最初に思いつくのは記者の仕事だと思いますが、こういうのを見た事あるかな。八村塁選手という、NBAのバスケットボール選手が日本に帰ってきたときの記者会見の模様。こういったのがわかりやすい記者のお仕事ですね。で、記者会見だけじゃなくて色々な場所へ取材に行ってお話を聞いて、それで自分で記事を書いて紙面にするのも記者の仕事ですね。
次に記者の必需品。パソコンとか、携帯電話とか、ICレコーダーとか、カメラとか、こういった物が必需品です。取材対象者にお話を聞いて、その聞いたことを正確に記事に書かないと、取材相手を困らせてしまうことになりますし、読者のみなさんを裏切ることにもなります。新聞記事は、ウソとか偽りとか、作り話は一切ダメなので、きちんと事実を書くというのが新聞記者の仕事の基本中の基本です。
その次が、朝日新聞社の社内の様子です。朝日小学生新聞とか中高生新聞を作っているのはまた別の所なんですけども、わかりやすいように、今回は朝日新聞の社内の様子をご紹介しますね。この写真は、記者が取材から帰ってきて、じゃあ明日の朝刊のネタをどれにしようかと選んでいたり、という場面ですね。記者がパソコンで記事を書いて、それでデスクが記事をチェックして、それを校閲という部署が誤字、脱字、事実関係などをチェックします。ここが一番記者の仕事の中で面白い所でもあるし、気をつかわなくちゃいけない所ですね。
次ですが、新聞を印刷する所です。これは東京の築地にある朝日新聞東京本社の地下です。新聞を印刷するのは輪転機。この輪転機という大きな印刷機で新聞の印刷をします。1時間に何万部という新聞を印刷出来る、すごく高性能な機械になります。
そして最後ですね。ちょっと駆け足になってしまいますが、これが一番大事な所。新聞社というと、どうしても記事を書いたりとか取材をしたりという部署が目立ちますが、新聞というのは紙に記事を印刷して、読者の皆さんの家に毎日届けるので、ここが止まってしまうと、新聞を作ったとしても読者の皆さんの手元に届かない。最近は自然災害が多いですよね。皆さんが住んでいる千葉県も、大雨が降ったりとか、台風があったり、地震があったりしますが、そんな日でも、新聞販売店の皆さんは新聞を届けています。ですので、もうここがダメだと新聞社はダメなので、最後の砦というか一番大切な所です。雨の日などは、新聞をビニール袋で梱包して届けたりとか、そういった細かい配慮もしています。新聞が濡れてしまうと、商品になりませんので、実は新聞販売店はそういった細かい心遣いをしてくれているんですね。すごく大変で重要なお仕事です。
では、時間もないので、皆さん何か質問ありますか? 何でも良いですよ。
記者)学生に向けて新聞を作られている中で、一般の新聞と何か違う点はありますか?
植田さん)そうですね。先程ちょっとパワポの資料でもお見せしましたが、朝日小学生新聞と朝日中高生新聞の記事を書くときは、大人の新聞を書くよりも凄く難しくて…例えば朝日小学生新聞に「習志野隕石」という記事がありますが、これも皆さんの近くで起きた出来事ですけれども、右にある大人の新聞と比べてみると写真が大きかったり、図が大きかったり、大人の新聞よりもわかりやすくしなくちゃいけないというのがありますので、その分記事が入る分量が少なくなってしまう。そこが難しい所で、実は記事を長く書くのはそんなに難しくない。大人の新聞と同じような内容を、子ども向けに易しくコンパクトに書くというのはすごく大変で、だからふだんは朝日新聞の記事を書いている人が、急に朝日小学生新聞に来たりすると、そういった人はなかなかすぐに書けません。内容を変えず、短く書くというのはすごく難しいことなので、そこが一番大変な所です。
あとは、子どもたちが相手なので、写真とか、図とかグラフとか、そういったものを入れなくちゃいけない。何か大きな事件が起こった時もただ文字だけで入れるのではなくて、そういった図とか写真とかイラストも一緒に並行して作るので、そういった所が大変な所です。
記者)ありがとうございます。では、原稿を書く時に気をつけていることは何ですか?
植田さん)原稿を書く時に気をつけるのは、さっきも言いましたが、子どもでもわかるようにわかりやすく記事を書くことですね。理想としては、おしゃべりをするように書くっていうのが一番大事です。記者の人たちって、とかく難しく書きたがる。だけど、本当に小学生の皆さんとか中学生の皆さんにお喋りするように簡単に書くっていうのはすごく難しい所でもあり、やり甲斐がある所でもあります。だから記者の人たちは自分が物事の本質を本当にわかっていないと、なかなか子どもたちに伝えることは出来ません。大人の新聞記者以上に、日々、勉強しなくちゃいけないっていう所があります。
記者)自分のやってきた中で一番難しかったことは何ですか?
植田さん)小学生新聞とか中高生新聞でも、暗い事件や事故などの取材をすることがあります。皆さんが何歳の時だろう。今から10年以上前だけど、東日本大震災ってありましたね、2011年。そういった災害の時も朝小、朝中高の記者も取材に行きました。そういった所で避難所にいる方々にお話を聞く場面もありました。つらい状況の中で話を聞かなくちゃいけない場面もあったので、そういう所が大変かな。災害とか悲しい事件があったりした時には大変だなと思います。
記者)ありがとうございました。
植田さん)はい、ありがとうございます。
記者)何でこの仕事を選んだんですか?
植田さん)最初からなんとしても新聞社に入りたいとか思っていたわけではなくて、私は他の業界から転職してきました。新聞社に学生の時から入りたかったとか、皆さんと同じように中学生の時から何としても新聞社に入って記者になろうなんて一切考えていなかったです。だけど案外そんなものです。
みなさんも、お父さんとかお母さんから「お前は、将来やりたいものあるのか?」みたいなこと聞かれたことない? あるでしょ? だけど、大丈夫ですよ。人生、人知れずがんばっていると、必ず運がめぐってくる。好奇心を持って何か色々なことに首を突っ込んでいると、自分のやりたいものにぶつかる、そんなものだと思います。だから特別かっこいい理由があるわけじゃなくて、たまたま色んなものに首を突っ込んでいたら何となく自分に合っているものに巡り会えたっていうのが、正直な所です。
記者)植田さんが初めて取材をした時は、どんな内容でしたか?
植田さん)僕の場合はヘビーな所というか重い所に取材に行かされることが結構多くて、例えば皆まだ生まれてないと思うんだけど新潟県の中越地震とか、あとは東日本大震災もそう。
あとはスポーツですね。記者だった頃はちょっと前の話なので、皆が知ってるかどうか。例えば水泳の北島康介選手とか、サッカーの中田英寿選手とか。スポーツ選手は野球選手にお話を聞く機会が結構ありました。新庄選手なんかもお話を聞いたことがあります。あとは、みんなが住んでいる近くに日本ハムの二軍の球場があるの知ってる? この前引退しちゃったけど、そこにいた斎藤佑樹選手、知ってるかな? 昔ハンカチ王子って言われていた名選手です。その選手が早稲田大学時代には、よく、取材をさせてもらいました。
記者)ありがとうございます。
植田さん)なんでみんなは、新聞社のお仕事やってみたいって思ったの?
記者)職場体験の事業所の中にNISって書いてあって、最初あまり仕事内容とか知らない事業所だなと思ったので選びました。
植田さん)あ、そうなんだ。じゃあ新聞社のお仕事っていうのは最初知らなかったんだ。
記者)一応聞いていて気になったので、選びました。
植田さん)そういうことなのね。他の人たちはどうですか? インタビュー先も、順天堂大学とか、博物館さんとかそういった取材もあったんですよね。
記者)そうです。
植田さん)ちなみに1番前に座っている白いマスクをしてる女の子、あなたはなぜ今回このグループに参加したんですか?
記者)たまたまです。
植田さん)そういうものなんだよね(笑)。たまたまなんだ。そうそうそう。でもそういうことなんだよ。で、皆新聞読んでる? 家で。読んでない? 例えばインターネットだったら皆、自分の興味があるものしか検索しないでしょ。だけど新聞読んだりとか、人に会ったりしてると意外な出会いがあったりする。ネットばっかりに頼っていると、自分の好きなものにしか出会えない。人に会ったり、新聞読んだり、本を読んでいると、意外な出会いがある。でも先ほどの彼女の判断は凄いことで、「たまたま」っていうぐらいが実は一番うまく転がっていくのかも知れない。そんなものです。
実は私にも中学3年生の息子がいます。今年受験で大変なんだけれど、彼はこれまで新聞をあまり読んでこなかった。けれど定期テストや高校入試では、時事問題が必ず出てきます。だからいま、一生懸命新聞を読んでいます。やっと社会の入り口というか、少しずつ大人になってきたという感じかな。だから皆さんも機会があれば新聞を読んで下さいね。
記者)植田さん、沢山お話を聞かせてくれてありがとうございます。
植田さん)はい、ありがとうございます。冒頭、なかなかネットが繋がりにくくてごめんなさい。先ほどお渡しした資料がありますので、それを読んでいただいて、これからの勉強に役立てて下さい。またチャンスがあったら学校の方にも伺いたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。
記者)どうもありがとうございました。
植田さん)皆さんありがとうござました、お疲れ様でした。また会う日まで。
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おなじみ石戸珠算学院が、2年に1度開催するビッグイベント、ワールドそろばんフェスタ2019が、8月4日(日)、開催されました。
今年はお祭り会場で、朝日新聞特別派遣記者の小学生たちが取材活動を展開、インタビューや写真撮影、新聞制作に挑戦しました。
当日は、白井市のエヌ・アイ・エスが後援。
朝日新聞社社友で元記者の高山修一さんの指導のもと、新聞作りの活動が行われました。
皆、初体験でしたが素晴らしい新聞ができました。
高山先生から、「そろばんをやっているから、集中力が高く、高いレベルの作品に仕上がっていますね」と、お褒めの言葉をいただきました。
「そろばん」と「新聞つくり」は、どこかでつながっているのですね。
キッズ記者の皆さん、お疲れ様でした。
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